初対面で一目置かれるメンズ名刺入れ厳選15品!最も視線を集める手元への気配りは信頼感に直結します。
期待感と少しの不安を胸に臨む、名刺交換。

「商談をスムーズに進められるだろうか」
「一緒に仕事をしていけそうな方だろうか」
「この人は、どんな人だろう?」


このように、関係性を構築する際にとても重要なご挨拶を交わす場面で最も目に触れるアイテムが、名刺入れです。
お相手を不安・不快にさせないという視点はもちろんケアしておきたいですし、どうせなら安心感や好感を持っていただきたいものですよね。

ということで今回は、ビジネスマンのみなさんに初対面で一目置かれる上質なメンズ名刺入れをご提案します。

気配りが行き届いた態度や装いは、信頼感に直結します。
取り出すだけで信頼を得られるなら、これ以上の投資はありません。

ひと目でいいものとわかる名刺入れを携えて、自信を持って場に臨みましょう!

※この記事でご紹介した商品・ブランドの情報は、2023年7月10日時点のものです。

ひと目で好印象!信頼される名刺入れの選び方

きちんと手入れされて清潔感があり、役職にふさわしい上質な名刺入れは、取り出すだけで好感を持っていただけることも多くあります。
名刺交換の場は会社の代表として見られる場面でもありますから、ちゃんとしたものを選びたいですね。

ビジネスシーンの小物選びで特に意識したいのは、お相手を不安・不快にさせないという視点。
非常に重要なポイントなので、少し掘り下げて見ておきましょう。

お相手を不安・不快にさせないために

お相手が不安を感じるのは、ズバリ、名刺交換の際にもたついてしまったとき。
必ずあるとわかっていて準備もできるはずの場面ですから、そこでの失敗は避けたいものです。

ということで、名刺入れは使い勝手が良くスマートに振る舞えるアイテムを選ぶのがおすすめ。
気にかけたいのは、以下のようなポイントです。

  • ご自身の名刺をスマートに取り出せるか
    名刺の取り出しやすさは、留具のタイプ、名刺入れ本体の大きさ、カードスロットの大きさなどで決まります。
    ぜひ一度お店でいくつか手にしてみて、サイズをご体感いただくのがおすすめです。
    海外と日本では名刺の規格が違うので、海外ブランドの名刺入れは、日本の名刺が収納できるサイズであったとしても、使い心地が少し窮屈な場合もありますのでご注意ください。
  • 必要な枚数の名刺を入れておけるか
    「あいにく名刺を切らしておりまして」とお伝えしなければいけない場面は、避けたいもの!
    必要な名刺の枚数は業種や職種によっても変わりますので、ご自身が必要とする枚数の名刺を収納できるかはぜひ確認しておきたい項目です。
    ただし、名刺交換の際の使い勝手や見た目のスマートさを考えると、20~30枚くらいまでがベスト。
    30枚以上の名刺を入れる必要がある、という場合には、鞄に予備のお名刺入れを持つという方法もおすすめです。
  • いただいた名刺を分けて収納できるか
    名刺入れには、メインポケットが2つのお部屋に分かれているアイテムがあります。
    このタイプの名刺入れはご自身の名刺といただいた名刺を分けて収納できるので大変便利です。

また、業界や役職にもよりますが、主張の強いアイテムは一般的に避けたほうが無難です。
あからさまな高級品に難色を示される方もいらっしゃいますし、TPO(Time:時間、Place:場所、Occasion:場面)をわきまえていないと判断されてしまうことも。
取らなくてもいいリスクであれば取らずに行くことをおすすめします。

特に、ブランドロゴが大きく目立つアイテムや色柄の派手なアイテムは人や状況を選びますので、ぜひ慎重にご検討くださいませ。

好感を得やすい名刺入れを選ぶコツ

信頼を感じていただきやすい名刺入れ選びのポイントは、以下の4点です。

  • 上質な革素材
    木製や金属製の名刺入れも人気がありますし、上質なアイテムはこだわりをスマートに魅せることができ大変素敵だと思いますが、お会いするのは初対面の方、という視点を踏まえると、やはり基本的にはレザーのアイテムが安心。
    世の中には金属製は安っぽく見える、硬い素材のアイテムは音がして不快、などの意見があるのも確かです。
  • 落ち着いていて知性の感じられる色あい
    王道のブラック、知的なネイビー、おしゃれなブラウンなどは外さない鉄板のカラーと言えます。
    また、深いお色味のグリーンやワイン系のレッドもスーツとの相性がよく、おすすめのカラーです。
    逆に言うと、それ以外のカラーは個性的と判断されることも。
    お色味の塩梅は、ぜひ慎重に見極めていただければと思います。
  • 控えめなデザイン
    名刺入れはビジネスシーンの小物ですから、基本的には無地がおすすめ。
    ひと目でわかるレザーそのものの質の良さで勝負する、と割り切っても良いかもしれません。
    その意味では逆に無地の方が、素材そのものが強調されるのでちょうど良いですね。
    ブランド名なども、背面や内装にさりげなく刻印されているくらいの控えめさが上品かと存じます。
  • 年齢や役職に相応しいブランド選び
    年齢や役職に合わせたブランド選びができれば、それがベストです。
    例えば、部長クラスの方が最高級鞄ブランドの質実剛健なブライドルレザーで仕立てた名刺入れをスッとスマートに取り出せば、流石に良いものをお持ちなんだなとわかる人にはわかります。
    このように、年齢や役職に相応しい箔を付けることができるのも、ブランドの価値の一つ。
    もちろん、安っぽく見えなければ、ノーブランドでも全く問題ありません。
これから名刺入れを見ていく際に、ぜひ、意識してみてください。
 
 
さてここからは、実際におすすめの名刺入れをご紹介していきます。
取り上げたのは厳選の15アイテム。

それでは早速、見ていきましょう!

品よくおしゃれで語る歴史がある、とっておきのおすすめメンズ名刺入れ3選

はじめに、とっておきのアイテムを3つ、ピックアップしてご提案します。
取り上げたのは、以下の3品です。

  • 皇室御用達の老舗バッグブランドの4代目当主が手掛けるコードバン名刺入れ
  • ロイヤルワラントも賜る英国のレザー御三家ブランドから王家の紫を配した名刺入れ
  • 高級時計を彩るレザーベルトの世界最高峰ブランドから艶クロコの部分使いが美しい名刺入れ
ひと目で上質とわかり、語る歴史がある名作揃い。
ぜひ、ご期待くださいませ。

1880年創業、皇室御用達の老舗が手掛ける紳士の革小物
Bespoke denHAMANO ビスポーク傳濱野

Bespoke denHAMANOのreno レノー

堅牢で、ずっと美しい。人生で一度は手にしたい革のダイヤ
Bespoke denHAMANO reno レノー 28,600円(税込)

濱野家は、1880年の創業よりバッグひとすじ140余年。
最も格式高く技術を要する「フォーマルバッグ」の名手として絶対の信頼を置かれている日本の老舗であり、皇室のみなさまよりバッグのご用命もいただく皇室御用達ブランドです。
ビスポーク傳濱野は、そんな濱野家の跡取りとして幼い頃から目利きを鍛え上げてきた4代目当主が「自分自身が使いたいアイテム」を発表しているブランドのメンズライン。
細部に妥協しない職人の手仕事から生まれるアイテムは、手にした姿から品のよさが香り立つような名作揃いです。

Bespoke denHAMANOのreno レノー

今回取り上げた名刺入れのレノーは、「濱野の矜持」を体現するもの、をテーマに開発をスタートしたコードバンシリーズから。
「名刺入れは、人に見せるための小物」と考えるからこそ、いい革を使って、最高の仕立てで。
そう考えた時、人生を通して様々なレザーを見てきた4代目が選んだのが、希少性と製造方法がまるで宝石の採掘のようであることから「革のダイヤモンド」とも称される、堅牢な馬革のコードバンでした。
品格のある第一印象を叶える、ひと目でわかる上質レザーで仕立てた銘品は、プレゼントにもぴったり。
カラー展開 3色
素材 コードバン(馬革)、牛革、合皮
仕様 メインポケット(枚数記載なし)×1、カードポケット×5
サイズ 縦約8cm×横幅約11.5cm×マチ約1.5cm

ロイヤルワラントも拝命する、英国におけるレザーアイテムの御三家ブランド
ETTINGER エッティンガー

ETTINGERのVISITING CARD CASE 色:ロイヤルコレクション(ブラック×パープル)

王家の紫をアイテムの内側に忍ばせて
ETTINGER VISITING CARD CASE 色:ロイヤルコレクション(ブラック×パープル) 31,900円(税込)

1934年創業の英国が誇る名門レザーブランド、エッティンガー。
英国王室御用達(ロイヤル・ワラント)も拝命する老舗であり、その品質の良さは折り紙付きです。
やはり注目は、英国王室のカラーであるロイヤルパープルを使用した「ロイヤル・コレクション」のアイテムたち。
今回ご紹介している名刺入れにも使用されています。
スーツスタイルによく馴染むスリムなシルエットの名刺入れ、その内側に、そっと目を惹くカラーを忍ばせる。
非常におしゃれで、洗練された抜群のセンスを表現できること間違いなしです!

ETTINGERのVISITING CARD CASE 色:ロイヤルコレクション(ブラック×パープル)

カラー展開 4色
素材 カーフレザー(牛革)
仕様 メインポケット(名刺30枚程度)×1、カードポケット×3
サイズ 縦約7.5cm×横幅約11.5cm

「時計ベルトの最高峰」として名高いフランスメゾン
CAMILLE FOURNET カミーユ・フォルネ

CAMILLE FOURNETのVERSO 名刺入れ 色:マリーン

艶クロコダイルの部分使いに惚れ惚れ
CAMILLE FOURNET VERSO 名刺入れ 色:マリーン 88,000円(税込)

カミーユ・フォルネは、1945年にパリで創業した時計ベルトのトップブランドであり、世界の一流時計メーカーの多くはカミーユ・フォルネのベルトを採用していると言われます。
時計ベルトで培った皮革の技術が素晴らしく、ベルト以外にも様々なレザーアイテムも発表しているブランドです。
エキゾチックレザーを使って時計ベルトを仕立てた最初のブランドとしても知られており、革小物においてもクロコダイルやリザードなどの部分使いが秀逸。
今回ご紹介した名刺入れは、カミーユフォルネが手掛ける革小物の一番人気シリーズ、ヴェルソから。
一見落ち着いたシンプルな佇まいですが、きらめく艶クロコダイルが内側に配されています。
ちらりと覗く瞬間にスパイシーな色気を感じさせる逸品です。

CAMILLE FOURNETのVERSO 名刺入れ 色:マリーン

カラー展開 3色
素材 ヴォーグレネ、シャイニーアリゲーター
仕様 メインポケット(枚数記載なし)×1、カードポケット×3
サイズ 縦約7.5cm×横幅約11.5cm

そろそろ本物を持ちたい方へ。質の良さに定評があるものづくりブランドの名刺入れ4選

続いてご紹介するのは、質の良さに定評のあるものづくりブランドからどこに出しても恥ずかしくない名刺入れを4品。
そろそろ本物を持とうか、というタイミングのみなさまにこそおすすめしたい逸品を厳選しました。

「時を重ねるほどに輝く」革小物を手掛ける日本の老舗
GANZO ガンゾ

GANZOのSHELL CORDOVAN 2 (シェルコードバン2)名刺入れ 色:バーガンディ

老舗タンナーの「シェルコードバン」を内装にまでたっぷり使って
GANZO SHELL CORDOVAN 2 (シェルコードバン2)名刺入れ 色:バーガンディ 50,600円(税込)

1917年創業の老舗、株式会社AJIOKA.が手掛ける皮革製品の最高級ライン「ガンゾ」は、革好きの方から高く評価されている人気ブランド。
シンプルな造りのオーソドックスなアイテムを、素晴らしい素材と確かな職人技で仕立てるその仕事は、質実剛健という言葉がぴったり。
国産の素晴らしい革財布、という話題で必ず名前が挙がるブランドと言っても過言ではなく、本質を重視する方にもきっとご満足いただけるアイテムが揃っています。
今回取り上げたのは、オイルをたっぷりと含み、柔らかな光沢と質感を持つシェルコードバンの名刺入れ。
このレザーを手掛けるのは、1905年に設立されたアメリカの老舗タンナー・ホーウィン社(詳細ページ)です。

GANZOのSHELL CORDOVAN 2 (シェルコードバン2)名刺入れ 色:バーガンディ

カラー展開 4色
素材 コードバン(馬革)、牛革ヌメ
仕様 メインポケット(名刺30枚程度)×1、カードポケット×2、日本製
サイズ 縦約7.5cm×横幅約10.5cm×マチ約1.5cm

1937年創業「イタリアのエルメス」とも評される最高峰レザーブランド
Valextra ヴァレクストラ

Valextraの名刺ケース(グレインカーフスキン)色:ホワイト

職人技の結晶は、キリッと効いた黒いコバ
Valextra 名刺ケース(グレインカーフスキン)色:ホワイト 55,000円(税込)

1937年ミラノ発のヴァレクストラは、最上級の素材だけを使用し職人の手仕事でアイテムを仕立てることからイタリアのエルメスとも評される最高峰のレザーブランド。
ブランドの特徴としてノーロゴであることが知られており、ビジネスシーンにもぴったりです。
ロゴで主張しないその姿勢に表れる「ラグジュアリーとは、細部まで手を抜かないスタイル」と定義するヴァレクストラならではのロマンに、痺れます。
ご紹介した名刺入れは、これ以上なくシンプルな造りにキリッと効いたコバが美しい、どんな場所に出しても恥ずかしくない銘品。
お色味は、ハンサムなホワイトと信頼を感じさせるネイビーの2色からお選びいただけます。

Valextraの名刺ケース(グレインカーフスキン)色:ホワイト

カラー展開 2色
素材 グレインカーフスキン
仕様 メインポケット×1(枚数の記載なし)、カードポケット×2、イタリア製
サイズ 縦約7cm×横幅約11.5cm×マチ約1.5cm

コンセプトは、紳士の武器屋
COCOMEISTER ココマイスター

COCOMEISTERのBridle Cade Case ブライドル・名刺入れ

エイジングに心が躍る、堅牢なブライドルレザー
COCOMEISTER Bridle Cade Case ブライドル・名刺入れ 17,000円(税込)

2009年の創業後、瞬く間に人気ブランドとして知られるようになったココマイスター。
欧州産の上質レザーを主な素材として、日本の熟練の職人が手仕事で仕立てることで知られ、革マニアからも非常に高い評価を受けています。
ご紹介した名刺入れは、ココマイスターでも人気のブライドルレザーで仕立てたアイテム。
ブライドルレザーは馬具のために誕生したレザーであり、激しい環境で酷使することを前提としているため高い耐久性と耐水性を誇ります。
特徴は、練り込んだワックスが表出し、革の上に薄っすらと白く浮かんで見えるブルームです。
毎日手にすることでゆっくりと革に馴染み、艶やかさへと姿を変えていく様子はまさにエイジングの楽しみそのもの!
見た目の無骨さ、その印象を裏切らない堅牢さに惚れ惚れしてしまうアイテムと言えます。

COCOMEISTERのBridle Cade Case ブライドル・名刺入れ

カラー展開 7色
素材 ブライドルレザー、欧州産ヌメ革
仕様 メインポケット×1(枚数の記載なし)、カードポケット×2、イタリア製
サイズ 縦約7.5cm×横幅約11cm×マチ約1.5cm

ロイヤルワラントを4つも獲得している稀有なブランド
SMYTHSON スマイソン

SMYTHSONのPanamaレザー二つ折りカードケース、スナップボタン付き 色:ナイルブルー

ブランドのキーカラー「スマイソンブルー」
SMYTHSON Panamaレザー二つ折りカードケース、スナップボタン付き 色:ナイルブルー 27,500円(税込)

1887年にロンドンで誕生したスマイソンは、ステーショナリーとラグジュアリーレザーグッズの老舗。
エリザベス女王、チャールズ皇太子、エディンバラ公からロイヤルワラント(英国王室御用達)の認定を受けていることで有名ですが、過去にはエリザベス王太后からも認定を受けていました。
4つのロイヤルワラントを獲得した稀有なブランドのひとつです。
今回ご紹介した名刺入れは、スマイソンブルーと呼ばれ愛されるブランドキーカラーのナイルブルーのお品。
シンプルでオーソドックスな形に、品を感じる柔らかな水色が映えるアイテムです。
カラーラインナップは9色ありますので、他のお色味が気になる方は公式サイトをご覧になってみてください。

SMYTHSONのPanamaレザー二つ折りカードケース、スナップボタン付き 色:ナイルブルー

カラー展開 8色
素材 クロスグレインカーフレザー
仕様 メインポケット×1(枚数の記載なし)、カードポケット×4
サイズ 縦約7.5cm×横幅約10.5cm

新卒・若手は上質シンプルが最適解!誰からも好印象なおてごろ名刺入れ4選

まだお仕事を始めて間もない方におすすめなのは、とにかくシンプルで安っぽくなく、かといって背伸びしている感も出ないような名刺入れ。
選ぶのが意外と難しいですよね。

見るべきポイントは、以下の4点です。
・無地であること(ブランドロゴが目立たない)
・落ち着いた定番カラーであること
・安っぽくない革素材であること
・4,000円以上から15,000円くらいまでの予算


おすすめの商品を取り上げましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ビジネスシーン特化の牛本革で仕立てるレザーブランド
BUSINESS LEATHER FACTORY ビジネスレザーファクトリー

BUSINESS LEATHER FACTORYの名刺入れ

シンプルなシルエットにしっかりの収納枚数が魅力的!
BUSINESS LEATHER FACTORY 名刺入れ 4,949円(税込)

ビジネスレザーファクトリーは、ソーシャルビジネスを通じて社会問題を解決することを目指すボーダレスグループの事業であり、2013年にバングラデシュからスタートしたブランドです。
日本でデザインすることで、日本のビジネスシーンで求められる使いやすさや上質でシンプルなデザインを叶えつつ、バングラデシュで雇用を生みながらアイテムを生産しています。
今回ご紹介した名刺入れは、ブランドの3つのラインナップの中で最もベーシックなアイテム。
大容量のアイテムとスリムなフラップなしのアイテムもありますので、お求めの方は公式サイトをご覧になってみてください。

BUSINESS LEATHER FACTORYの名刺入れ

カラー展開 10色
素材 牛本革
仕様 メインポケット×2(名刺50枚以上)、カードポケット×1
サイズ 縦約7.8cm×横幅約11cm×マチ約1.8cm

素材と仕立ての良さが際立つオーソドックスなデザイン
CYPRIS キプリス

CYPRISのササマチ名刺入れ|シラサギレザー

国内なめしの牛革で仕立てるスリムなアイテム
CYPRIS ササマチ名刺入れ|シラサギレザー 9,680円(税込)

上質な素材を使った素晴らしい仕立てのアイテムを手の伸ばしやすい価格で提案しているキプリス。
1995年のスタートということでブランドとしては後発ですが、100年以上の歴史を持つ老舗が手掛ける最高級ラインのガンゾと比較されることも多く、匹敵する品質であるとの評価もよく目にします。
今回ご紹介した名刺入れは、ササマチを採用していてすんなりとスリムな、オーソドックスな造りのアイテムです。
使用しているレザーは、日本における皮革産業の一大集積地である兵庫県姫路市で生産された、国内なめしの牛革・シラサギレザー。
姫路のランドマークでもある「姫路城(別名白鷺城)」から名付けられたのだそうです。
日本の素材を使うことでもよく知られているキプリスらしい作品ですね。

CYPRISのササマチ名刺入れ|シラサギレザー

カラー展開 6色
素材 牛革、合皮
仕様 メインポケット×1(枚数記載なし)、カードポケット×3、日本製
サイズ 縦約7.5cm×横幅約11.5cm×マチ約1.5cm

日本の職人が手掛ける革小物のセミオーダーサービス
FUTOKORO フトコロ

FUTOKOROのふんわり開く名刺入れ

レザーは9色、ステッチ糸は10色から選べる
FUTOKORO ふんわり開く名刺入れ 9,900円(税込)

アイテムの制作を全て日本の職人が手掛ける革小物のセミオーダーサービス、フトコロ。
全てのアイテムのカスタマイズが可能で、革は9色からお選びいた抱くことができ、名入れやイニシャル刻印も可能です。
楽天市場店で注文すれば、ステッチ糸のカラーを10色からお選びいただくことができ、色あわせによってガラリと印象が変わる面白さにも注目したいですね。
取り上げたアイテムは、シンプルなかぶせタイプですんなりと大きく開くことができ、スリットタイプのポケットがほんのり個性的なデザインの名刺入れ。
オイルが豊富に含まれたイタリアンレザーを使用しているため、しっとりと馴染む手触りも心地よい。

FUTOKOROのふんわり開く名刺入れ

カラー展開 9色
素材 牛革(イタリアンレザー)
仕様 メインポケット(名刺20~30枚)×1、カードポケット×1、カードスリット×1
サイズ 縦約7.3cm×横幅約11cm×マチ約2cm

ステーショナリーが人気のライフスタイルブランド
HIGHTIDE ハイタイド

HIGHTIDEのドゥラム カードケース 16009

ナチュラルテイストがしっくり来る方へ
HIGHTIDE ドゥラム カードケース 16009 5,500円(税込)

1994年創業の日本のライフスタイルブランド、HIGHTIDE(ハイタイド)。
ステーショナリーや雑貨をメインに、ライフスタイルに寄り添う様々なアイテムを手掛けており、手を伸ばしやすい価格でシンプルな良いものに出会えます。
ブランド名のハイタイドとは、「満ち潮」という意味。
満たされるようなアイテムを届けたい、という気持ちから名付けられたそうですよ。
ご紹介した名刺入れは、ふんわりとした柔らかなシルエットが心地よく、ナチュラルなテイストを好まれる方におすすめ。
両開きデザインで、名刺を分けて入れられるのも嬉しいポイントです。

HIGHTIDEのドゥラム カードケース 16009

カラー展開 6色
素材 牛革、真鍮
仕様 メインポケット×2(あわせて名刺約30枚程度)、カードポケット×1
サイズ 縦約6.4cm×横幅約10cm×マチ約2cm

ひと目で深く印象に残る、個性派名刺入れ4選

最後にご紹介するのは、取り出した瞬間に新鮮な驚きを演出できる名刺入れを4品。
センスを武器にお仕事をされている方や深く印象に残ることが重要な役職の方におすすめのアイテムを厳選しました。

個性を表現する上でアイテムそのものの「上質さ」は、マスト。
ご紹介した名刺入れは、すべて一級品ですので、ご安心くださいませ。

手染めで生み出す、まるで絵画のようなレザー
yuhaku ユハク

yuhakuのVeratula シリーズ 名刺入れ

深く、吸い込まれそう。色の濃淡を存分に味わう名刺入れ
yuhaku Veratula シリーズ 名刺入れ 29,700円(税込)

ユハクは絵を描くように一枚一枚の革を手作業で染色していて、その手法は絵画の技法が取り入れられています。
創業者の仲垣友博氏は、建築を学び画家としても活動していたアーティストです。
今回ご紹介した名刺入れは、ブランドを代表するVeratulaシリーズから。
吸い込まれそうな深い奥行きのあるグラデーションに染め上げられた革の、一瞬で人の視線を惹きつける美しさをご堪能ください。

yuhakuのVeratula シリーズ 名刺入れ

カラー展開 5色
素材 イタリア産ベビーカーフ、国産牛革
仕様 メインポケット×1(名刺20枚程度)、カードポケット×3、日本製
サイズ 縦約7.5cm×横幅約11.4cm×マチ約1.4cm

着想は、レーシングカーのストリームラインから。
SLUR スラー

SLURのエナメル名刺ケースFinoフィーノ

ストリームラインの美しさとは、理性ではなく感性に響くもの。
SLUR エナメル名刺ケースFinoフィーノ 14,300円(税込)

スラーは「無駄のないデザインは、美しい」という信念のもとに、シームレスなデザインを突き詰めたプロダクトを発表しているブランドです。
「緻密な計算の結果として生まれる、無駄を削ぎ落とした流線型」の美しさに魅せられてスタートしました。
スーパーカーがお好きな方はもちろん、軽やかにスマートに生きていたいという方にもぜひご覧になっていただきたい、おすすめのブランドです。
ご紹介する名刺入れもそうですが、スラーのアイテムに共通しているのはステッチを廃したお仕立て。
たった、0.2ミリ。
その「縫い目」がないだけで、色が、驚くほどなめらかに、鮮やかに、ダイレクトに迫ってくる。
エナメルの透明感に、ハッとする。
そんな驚きに溢れた体験を携えてご挨拶の場へ向かうなんて、なんだかドキドキしませんか。

SLURのエナメル名刺ケースFinoフィーノ

カラー展開 5色
素材 牛革(エナメルコーティング、スムースレザー)
仕様 メインポケット×4(各)、カードポケット×3、日本製
サイズ 縦約7.5cm×横幅約11cm×マチ約0.5~1.5cm

1942年創業、日本におけるクロコダイルのパイオニア
池田工芸

池田工芸のCrocodile Cardcase クロコダイル 名刺ケース

艷やかに、ふっくらと。宝石を敷き詰めたようなクロコダイルを、手のひらの上で味わう。
池田工芸 Crocodile Cardcase クロコダイル 名刺ケース 41,800円(税込)

日本におけるクロコダイルのパイオニアとして、また業界を牽引するトップブランドとして、クロコダイルを見つめ続けてきた老舗、池田工芸。
特別な想いを持って名刺入れを選ぶならぜひ一度検討しておきたいですし、クロコのアイテムをお探しならまず真っ先に見るべきメゾンです。
クロコダイルが革の宝石と呼ばれるのは、磨くことで斑のひとつひとつに艶が宿り、革そのものが輝くから。
そして、その斑の艶を最も美しく際立たせる、レザーの下から熱を当てることで斑のひとつひとつをふっくらと仕上げる業は、数あるメーカーの中でも池田工芸にしかできないとも言われています。
今回ご紹介する名刺入れは、そんな池田工芸が最も得意としている瑪瑙(メノウ)磨きの艶クロコダイルシリーズから。
特にブラッククロコのアイテムは、池田工芸の永く愛される定番として「池田のクロ」と呼ばれています。
歴史と技術を持つ老舗が最高傑作と言い切るレザーで仕立てるアイテムを、ぜひじっくりとご覧になってみてください。

池田工芸のCrocodile Cardcase クロコダイル 名刺ケース

カラー展開 7パターン
素材 クロコダイル、牛革
仕様 メインポケット×2(名刺30枚程度)、カードポケット×4
サイズ 縦約7.5cm×横幅約11cm×マチ約1.5cm

ブランドの象徴は、イントレチャートとパラキートグリーン
BOTTEGA VENETA ボッテガヴェネタ

BOTTEGA VENETAのカセット ビジネスカードケース 色:パラキート

見る人が見ればわかる、そんなアイテムをお探しの方へ
BOTTEGA VENETA カセット ビジネスカードケース 色:パラキート 71,500円(税込)

1966年、革の国イタリアで誕生したボッテガ・ヴェネタは、イントレチャートをお家芸とする老舗のラグジュアリーブランドです。
非常に高度な職人技が求められるアイテムを象徴としているところに、技術と革の質に定評のあるブランドの顔が垣間見えます。
ご紹介した名刺入れは、ブランドのシグネチャーカラーである鮮やかな「パラキートグリーン」と編み目が大きめで最近人気の「マキシイントレチャート」が一度に楽しめるアイテム。
イントレチャートにしろパラキートグリーンにしろ、お詳しい方が見れば一発でボッテガとわかる代表的な意匠。
ロゴがなくても見る人が見ればわかる、そんなアイテムをお探しの方にぴったりです。

BOTTEGA VENETAのカセット ビジネスカードケース 色:パラキート

カラー展開 2色
素材 ラムスキン、カーフレザー
仕様 メインポケット×1(枚数の記載なし)、カードポケット×1、イタリア製
サイズ 縦約7.5cm×横幅約12.2cm×マチ約2.5cm

一目置かれる名刺入れで幸先よくスタートを切ろう

やはりビジネスシーンですからシンプルな名刺入れが安心ですが、無難さだけで選ぶのは面白くないですよね。
このような制約の中でおしゃれを楽しむなら、ぜひレザーの種類や上質さ、ブランドの来歴などに目を向けてみてください。
背景を知って手にしたアイテムは、それだけで愛着も湧きますし、知識を深めるきっかけにもなります。

今回ご提案した名刺入れは、そんな楽しみ方ができる銘品を厳選しました。

知っている人が見れば一目置かれる、革小物にお詳しくない方からも好印象を持っていただける。
そんな名刺入れとの出会いが、みなさんのキャリアをそっと後押ししてくれますように。

最後まで目を通していただき、ありがとうございました。